バッハの「インベンション」が楽しい!

先月ハンガリー旅から帰ってきて、約1ヶ月くらいピアノを触っていなかったのですけど、音楽性を養うという意味ではとても有意義な時間を過ごしました。

と言っても、特に何かレッスンを受けたとか直接的な恩恵というわけではありません。

もちろん、コンサートに足を運んだり、音楽に関する見聞を広げたりもしたのですけれど。

私にとって有意義なのは、音楽的な意味のある場所(エネルギーがある場所)に、実際に行くことですが、音楽だけじゃなくて全てにおいて、「物理的な移動が精神をも変える」というのはあると思うのです。

顕在意識と潜在意識の境目が変わる、みたいな。

空気感から、意図せず習得するものって確実にあるように感じます。

自覚はなくても、何かが変わったという確信だけはあるというか…。

今回の場合は、帰ってきてから、ピアノに関しては練習中のものはほとんどやる気がなくなり、、、それでも一応練習してますけど、それ以上にバッハ熱がすごいw

バッハの曲はずっと大好きで、家で作業中はバッハアルバムを聴いていることが多いのですが、とうとう重い腰を上げて、聴くだけじゃなく練習するに至りました。

バッハについて語り出すと長くなるんですけど、バッハの曲が心地よいのは聴いているだけで右脳も左脳も刺激してくれるからなのかなぁと、ふと思いました。

研究し尽くされた音の羅列と、信仰に基づく芸術性をつないでいく作業。

あんまり難しいことはわからないので主観で言ってますけど、バッハの音楽を聴いていると、いわゆる彼らの「神」の世界を疑似体験できているような感覚になるのです…つまりやっぱり瞑想状態になっているんですよね。

対して、私にとってモーツァルトは「快」を刺激してくれる音楽。

モーツァルトを聴くとアルファ波が出るとか「願望実現」にいいとか耳にしますけど、私はどうしても楽しくなったりワクワクしてしまうので、寝る前に聴くと眠れなくなりますww

意味もなく次の日が楽しみで楽しみで、遠足の前の日症候群を起こしてしまうんです。

「神そのもの」に近づくのか?「神の語らい」を聴くのか?の違いですね。

前にも書いたな、こんな感じのこと。→趣味・習慣程度に瞑想してるよっていう話

ところで、モーツァルトのレクイエムはずっと聴きたかったんですが、ブダペストでコンサートに行くことができて感無量でした。

パリに滞在していた時、マドレーヌ寺院でコンサートがあるって知ったんだけど、どうしても夜のパリを歩く勇気がなくて(ビビりすぎなんですけどw)諦めてたのです。

今は優秀な音楽再生デバイスがありますけど、生の音の振動を、鼓膜だけではなく身体全体で吸収し、その場にいる人たち全員と「目には見えない何か」を共有することの意味って、表層では理解できなくても、無意識から大きく人に影響を与えていると思うのです。

あのエネルギーって単純にすごいよなぁ。

ハンガリーといえば、旅で得たリストやバルトークに関する情報も、これから音楽とどう向き合おうか…と考え直すきっかけになっていそう。

理由はわかりませんが、バッハにたどり着いたのが、答えかもしれませんね。

そんなわけで、ピアノ再開してから「小プレリュードと小フーガ」でちょい挫折気味だった雑魚な私ですけど、「インベンション」からやり直してみたらものすごーく楽しいのです。

なんでもっと早くやらなかったんだろう?って思ったよ。

小プレリュードと小フーガ」は「インベンションとシンフォニア」の前に、とオススメされることもあるらしいんですけど、私にとってはインベンションの方が小プレリュードよりとっつきやすい。なぜだろう。

自分のレベルが上がったから?というわけでもなさそう。不思議。

そして、なんと!弾けなくても楽しいというw

もちろん弾けたらもっと楽しい、という至高の練習時間を過ごしています。

もともと脳にあえて負荷をかけるゲームが好きという奇特な趣味があるので、参考になるかはわかりませんがww

バッハをひたすら弾いた後は、なぜだか他の曲がすらすらと弾けるようになるのが面白い、ということも夢中になっている一因です。

後、「インベンションとシンフォニア」の解説本というか、楽しんで弾くために読むといいんじゃないかなという感じの本を見つけました。曲のイメージをつかむのにいいみたい。

まだちょっとしか読めてないけど、じっくりちょっとずつ味わって読みたい。


バッハ インヴェンション こころの旅

ちなみに…帰国してから音楽関連の本も読み漁っているのですけど、なぜかこのタイミングでラテン語にも手を出してみました。

まずはざっくりラテン語に馴染んでいこうかと思ってこれ読んでます。

『ラテン語のはなし 通読できるラテン語文法』

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