わたくし、地図恐怖症です。
地図は高いところから眺めているような図だから、高所恐怖症が転じて地図が怖いのかと思っていたのですが、不思議なことに地面のあるところの地図はどんなに見ていても平気だったんです。
怖いのは海だったという事実。
しかし、海が好きなんですよねぇ。できれば海の近くに住みたいし、毎日でも浜辺に通いたい。怖い海と、好きな海、何が違うんだろう?
私は海を眺めたり、それこそ1日中でも浜辺でぼーっとしたり、足を海水に漬けてみたり…ということは好きなんです。
ザザーっていう波の音も、思考過多の脳を鎮めてくれるからありがたい。
一方で、湖のような動かない大きな水たまりや港のような澱んだ水は、遠くから見ただけでも足がすくむしぞわぞわします。
つまり怖いと感じるのは、水に動きがないときと澱んでいるときというわけですね。地図の海は「動かない水」だから怖かったのか!?
飛行機の上から海を見ても怖くないんだけどねぇ…不思議です。