占いって当たるの?当たらないの?とモヤモヤしてる人に。
それから、占い疲れしちゃったなぁ、って人に。
もう非公開にしてから久しいですが、このブログはホロスコープに関するエントリが人気で、アクセスを集めていたのです。
ホロスコープって統計学と主張しながらも統計学ではないけれど、仮に統計学とすると統計に当てはまってしまうって、ちょっと怖くない?って思いませんか?
今まで集まっているデータをもとに、「大多数がこうでしたー」というものにやすやすと当てはまるわけですからね。
しかも、生まれた日時や場所で決まってしまうなんて、ひどい話。
占星術も、他の占いや心理テストと同様、「確証バイアス」などによって自分から当てはめていってしまうところも多分にあります。
それが嬉しいことだったりすればもちろん、後は「今まで辛かったのは私個人のせいじゃなかったんだな」って慰めになってしまったりすると、やっぱり信じやすい。信じたいから。
占いから遠ざかっていた私もついつい、クセで人生の転機があると、トランジットとネイタルを見比べてみたくなってしまっていましたが、もう全くチャートは作らないようになりました。
ふしぎと、人は信じるものに近づこうとするものです。
それは、占いがすごいとか、人知を超えるパワーが働いているというわけではなく、おなじみ潜在意識に関係していて、「あなたはこういう人です」「あなたはこういう運勢です」と言われたら、その影響は個人差はあれど、そういう人になろうとしてしまうところがあるんです。
いわゆる引き寄せも同じ仕組みですよね。
軽い気持ちで占いに行って、どんどんハマっちゃうのはこういうことなんですよね。
(他にも、トークなどで心理的に依存させるテクニックは個別にあるのでしょうけど)
であれば、逆に言えば、脳みそさんをうまく利用すれば良いわけなので、自分がコレは自分には効かない!と決めちゃえば効かないんですよ!!
朝の占いは良ければ信じるし、悪ければなかったことにする、っていう人は多いみたいなんですけど、そういう御都合主義もあながち間違いではないと思うわけですw
幸せかどうか感じさせてくれるのは結局は脳内物質だし、だったら気分が良いほうを選べばいいだけなので。
そんなわけで、以前から方位学は私は効かないことにしてるので、効かないですw
ボルテックスの調子うんぬんありますけど、今や人工衛星で自然災害も操作できちゃうレベルだし、どんなに方位のいいところにいようが、「天災」はランダムで、ランダムじゃないとしてもこっちがどうこうできる問題でもないし…言ってしまえば、地球は丸いから突き詰めれば方位は真逆になるってところで。
神に祈り続けて、神が何度も送った助けを全無視して死んでしまった挙句に、神は助けてくれなかったと文句をたれた人の笑えないおはなしがありますけど、それに近いものがある気がします。(たとえがちがうか)
どこにいようが、それが凶とされる場所であろうが、吉とされる場所であろうが、何を真実として選び取るかが鍵なんだと思うのです。
てか、昔の人が決めた吉凶って、今の時代にフィットするんだろうかね?という単純な疑問もある。
今昔もそうだけど、個々人によっても幸せの基準は違うし、一様に当てはめてしまうのはナンセンスな気がするのは間違いだろうか?
って、そもそも論にいきつくっていう。
だから、一喜一憂しなくていいんです。不安にならなくていいんです。
大丈夫です!!