2つのブログの直帰率の違いからわかったこと

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という、至極当たり前の話なのですけどw

 

私は現在、このブログを含めて2つのブログを管理しているのですが、アクセス解析のGoogle Analyticsを入れていて、どちらもたまにですがチェックしてます。

アクセス解析というのは、ブログやサイトを訪問してくれた人の数、何ページくらい見ていったのかなど、訪問者の属性や、どういったキーワードでたどり着いたか、キーワードでなければどのリンクから来たのか、アクセスのあった地域はどのあたりか、などを分析できるツール。

地域はざっくりなのか、iPhoneからのアクセスだと結構minatoかshibuyaで出て来る率が高買ったりと、全部を把握しきれる訳ではないんですけど。

最近はプライバシーを尊重しているらしく、Googleにログインしている人の検索キーワードは反映されないようです。

この辺りを調べたい場合、サーチコンソールを使うしかないっぽいけど、私はそこまでしなくていいかなと思っています。

本気でサイト運営をしている人は、アクセス解析などのツールを使いこなして、サイト作成の方向性を決めたり、自分の試して見たSEO対策がうまくいったのかを分析したりと、余念がないようです。

 

Google Analyticsのレポートから発見したこと

まぁそんな感じですが、私の場合たまに覗くので「あ、アクセス数増えたー」とか「GWからがっくし減ったな」とか「面白いワードで来たんだなぁ」とか、そういった程度なんですけど、先日は面白い発見がありました。

 

ブログ別、直帰率のちがい

旅ブログの方は、直帰率がなんと驚異の3%なのですが、こちらの雑記ブログはアクセス数の多かった占星術記事を公開していた当時から70%台キープだったのが最近60%台になってきた程度。ものすごい差ですよねw

直帰率というのは、その名の通り初めに訪れたページ(ランディングページ)を見て、そのあと他のページに飛ぶことなく、直帰した人のパーセンテージです。(分母は、全訪問者数=UU)

 

ちなみに、離脱率というのはまたややこしいんですけど、2ページ目、3ページ目と見ていったとき、その最後のページで離脱していった率のことなので、1ページだけを見て去っていった人とは別になります。(離脱率と同じく、ページセッションベースの「直帰率」はまた違ってきます)とりあえず、ここではその話はしませんw

 

旅ブログはそもそも回遊率が高い

私も旅行に行く前は、ネットでリサーチをするので心理的に理解しやすいかも。

ある事柄(移動方法とか、ホテルはどこがいいかなど)を調べていてたどり着いたブログには、直接的に調べていたことだけでなく、他のページの記事で、その観光地のレビューなどが載っていたり、他のTIPSが書いてあることがほとんど。

実際、訪れたページから自然と他のページへのリンクをクリックしています。

訪れる場所についてたくさんの記事があればあるほど、ざっくざく読んでいきますから、そのぶんだけ読むページ数が増えていきます。

 

直帰率が低い=回遊率が高いというのは、ブログのPV(ページビュー)数に直結するので、確かにそこを目指していった方がいいような気もします。

何ページも読んでもらっていると、なんだか信用されているような感じもするよね。

 

 

テーマ特化型のブログも直帰率は低い傾向?

それと、「旅」という一つのテーマに特化しているという点も、直帰率の低さに関連しているかと思います。

旅以外でもそうなのかというと、実はそうとも限らなかったりします。

 

以前、占星術記事が主な記事で運営していたこのブログですが、直帰率は高かったんです。

というのも、一つの記事がよくSNSでシェアされていて、その記事に訪れた人はその記事だけ読んで終わり、の人が多かったんです。

もちろん、検索で入って来るような「占星術オタク」的な人たち、自分でホロスコープを読み解こうとサンプルやヒントを集めている人たちにとっては、興味のある記事も多かったと思うので、そういう人たちに限っては回遊率は高かったのではと考えられます。

だけど、シェアされているものに興味を持った人たち(占星術の深いリーディングには興味がない人たち)にとっては、他の記事はどーでもいいし、難しすぎるから、1ページだけ読んで帰っています。

なので、テーマ特化だとしてもブログ内で回遊してくれるとは限らないのですな。

 

 

直帰率が高く、回遊率の低いブログはダメなのか?

しかしながら、当然のように、たくさんシェアされていて、なおかつじっくり読まれている(Google Analyticsの滞在時間というものでざっくりわかります)ものが、ダメな記事なわけありません。

むしろそういう、バックリンクが多かったり、滞在時間の長いもの(読者にとって有益とGoogleが判断する)は、検索上位に上がってくるので、SEOにも強くなります。

 

現に、このブログで一番の検索流入数があったのは、やっぱりそのシェア数の多かった記事だったのです。

 

直帰率の高いブログはまだ伸びる可能性がある

直帰率が高いけれどその記事がシェアもよくされていて、ちゃんと読まれている場合について、しっかりと「読者の問題解決」となっていて、納得して去っていったと仮定します。

それはもう本望で、嬉しい限りなのですけど、例えばマネタイズを考えている場合やビジネスでブログ運営している場合など、アクセス数をもっと増やしたい場合、格好のチャンスのような気がします。(まぁ素人の予想なんですけど)

 

その「質の高い」ページがちゃんとあるので、ブログ内リンクを貼ったり、関連記事に興味を持ってもらえるように上手にカテゴリーを作ったりすることで、他の記事へも訪れてくれる可能性はぐっと高まるのではないかなぁと思うんです。

私が読者だったら、いい記事を書いているブログ著者のものなら、もうちょっと自分に興味のあるテーマで何か書いていないだろうか?と探しちゃったりもします。

 

ブログ内での回遊率の高さは、SEOにも効果があると言われていますしね。

ブログ内に長く留まっている=有益な情報があって、読者がそれを参考にしているとみなすのでしょうね。

 

直帰率が高いということは、伸び代が充分残っていると考えることができそうです。

 

 

直帰率が低いブログは、もっと同カテゴリーを増やしたい

反対に、すでに直帰率が低く、ブログ内の回遊率が高い場合は、アクセスの多い記事の関連記事、同カテゴリーの記事をもっと増やすことで、さらなるPV数アップにつながるのではないかな。

まぁ、何本も記事を漁って読むほど集中してブログに注目するかどうか…疑問ですよね。

昨今はスマホユーザーが多く、文字が多すぎたって離脱する原因になるとさえ言われているのにねww(読者クラスタによるんだろうけど)

 

 

あくまでも参考程度に

まぁでも、どんなに優秀な分析ツールがあったとしても、ユーザーがどんな環境でネットをしているかなんてそれこそ人それぞれで、こちらがわかるわけもないのですよね。

映画やドラマをだらっと見ながらスマホをスクロールしているだけかもしれないし、私なんかがよくやるのはページを開きっぱなしで他のタブで作業しだしてしまって全く読んでないとかね…

GoogleAnalyticsは日々驚異的に進化しているようですが、それだけに囚われることなく、参考程度に、楽しみながらブログを書いていきたいなぁと思ってます。