ピアノ中級者がレパートリーを増やす作戦を立ててみる

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ピアノは子供の時に飛び飛びだけど10年、大人になって再開して丸2年。

計12年間習っていた割に、自信を持って人前で弾けるレパートリーが少なすぎるのが悩みです。

再開してから完成させたもの4曲しかありません。

 

しかも、自分からこれが弾きたい!と自主的に提案したのはそのうち1曲だけw

どうも子供の時の「完全受け身レッスン」が染みついているようです。

自分に合ったレベルのものじゃないやつを「弾きたい」と言ってドン引かれるのが恥ずかしいらしい。(他人にとってはどうでもいい話だけどね)

 

大人になってから始めた人の方がレパートリーが多いんじゃないか?と思う今日この頃です。

 

というわけで。

 

 

目標!年末までにレパートリーを15曲にする

目標として、年末までに15曲くらいはレパートリーにしたい。

となると、手持ちの4曲と練習中の1曲を除いて、約6ヶ月で10曲という課題。

1ヶ月に1.6曲ずつ!

うわぁ、ハードル高。

でも決めてしまったので、やるぞー。

 

問題なのは、特にコンサートを開催するとか必要に迫られているわけではないから、だらけてくる可能性があるということ。

だから、うまくモチベーションを高めておく必要があります。

ちょっとした達成感を味わうことを繰り返していく作戦がいいかなと思っております。

 

 

 

ピアノあるある?レパートリー問題

レパートリー問題。

意外なことに、中級のピアノ学習者には案外そういう人は少なくないみたいです。

同じような状況の人は、ハノンとかチェルニーとか、古典の練習曲ばっかりだったよな…っていう感じかなぁ?

ブルグミュラーソナチネにも弾いていていい曲だなぁというのはあったような気もするけど、記憶に残っていない…。練習をした記憶もない…。

私が小学生の時は、ほとんどの女子がピアノを習っていたから、それこそ本気じゃない子もたくさんいて(私を筆頭にw)そういう人は多分、中級レベルまでだらだらと習っていても「曲がない」状態なのかも?

 

まあ、あとは本人がどれだけのレベルで「人前で弾ける」と思っているかにもよるところは大きいかもしれません。

また違う問題になるけど、どのくらいの完成度を求めているかだよなぁ。

 

完璧主義はやめるのだ!!

 

 

 

 

その1、おさらい作戦

発表会で弾いた曲というのは、どんなに昔でも集中的に弾きこんでいるから、一度忘れてしまっても譜読みをしている間に手の方が思い出してくれて感動しますw

反復練習ってすごいねー!人間ってすごいねー!

 

ただ、子供のときに習った曲って、「子供らしい」曲だったりするから、大人になった今人前で弾くにはちょっと違うかなぁとそのままにしてました。

だけど、プロのピアニストもコンサートやCDで弾いているような曲だったら、大人が弾くとまた雰囲気の変わる曲ってあるので、さらってみるのも悪くないと思います。

 

この作戦で、とりあえず5曲くらい一気に増えますw

「トルコ行進曲」「エリーゼのために」「花の歌」「ソナタK545」「平均律1番プレリュード」あたりはやっぱり有名だから、

ピアノを習っている子供とか、ピアノ曲をよく知らない層にも喜んでもらえるし、やはり手持ち曲として持っておくのはいいかも。

「さらばピアノよ」も子供の時に弾いたんですけど、本人は「暗くてゆっくりしてて地味な曲だなぁ(失礼すぎる)」と思っていたんですけど、周りの大人には好評でした。

練習を兼ねて(簡単だけど弾いたことのない曲は初見のお勉強にもなる)この教本をさらってみるのもいいと思う。→ピアノ名曲110選グレードA(グレードはB、C版もある)

ちなみに…子供の時に、上記あたりの曲を習うにあたって使っていた教本はこちらです。→先生と生徒のためのピアノ作品集 ピアノの先生1000人が選んだ 発表会で弾く名曲 30

この教本は「春の歌」「ノクターン9-2」「ワルツ64-2」あたりもあるので、レベルが幅広くていいかも。

 

 

2、カサ増し作戦

あとは、自分にとってストレスなく譜読みができて、2週間〜1ヶ月くらいで暗譜できるようなレベルものでカサ増ししていこうかなぁなんて思っております。

これだと、1〜2か月に1曲くらいで完成を目標で、クラシックの定番がいいなぁ。

簡易アレンジ版は好きじゃないので使いませんw

 

これ、選曲を間違うと意外に時間がかかるパターンな気がする。要注意。

自分のレベルに合ったものを見繕ってもらえるように、先生にも相談するといいかもですねぇ。

 

 

 

 

 

3、ジャンル作戦

ポップスなど、確かな技術系というよりは「響きを楽しむ」系で、簡単かつ、ちょっとごまかしも効きつつ…であればなおよしってことで!w

もちろん、どんな曲もちゃんと練習が必要なのは重々承知ですが…、、、

今回の目標は「レパートリー」として、聴く人が「あ!これ知ってる!」「この曲好き!」「いい曲だね」と思って、喜んでもらうことの方が重要なのです。

ラウンジ系の、耳触りの良いBGM的なものも弾けるようになりたい。

誰でも知ってるようなものを、1ヶ月に2、3曲ペースで完成させたいっす。

 

 

 

4、本命作戦

やっぱり、憧れの曲に近づくと、ピアノに向かうことそのものが楽しくなる!

ってことで、半年かけて完成させるくらいのものも1つ入れたいな。

半分の、3か月くらいのも混ぜて、2、3曲増やすのもありか…。

今弾きたい曲は、「イタリア協奏曲」だけど、半年で満足できる仕上がりになるか不安だから、もうワンステップ挟みたい気もする…。

 

番外編

なぜか、誰も知らない、無名のまま亡くなって行った作曲家のものを弾きたい、という衝動がありますw

もしくは、当時は人気だったけど、10年後にはもう「あの人は今」みたいな状態だった人の曲とか、一部の国で人気だった人の曲とか。

そういう、楽譜すらあるのか?状態の、蘇生感のあるものもやっていきたいなー、なんて思ってます。

まぁそれはまた、レパートリー作戦とは別に動きます。

 

 

 

各作戦に該当する曲というのが、自分にとって相対的に決まるところがあるので、ちょっと様子を見ながらやっていこうと思います。

でも、まぁ年末までにレパートリー15曲作戦、戦略の変更はあるかもしれませんが、目標は変えずにやっていくつもりです。

 

見てる人いるかわからないけどw

また経過報告します。