ピアノレパートリー作戦の中間報告と独学の壁。

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ピアノレパートリー作戦2017と称して、年内にレパートリーとして人前で披露できる持ち曲を15曲にする!という目標を立てました。

ピアノ中級者がレパートリーを増やす作戦を立ててみる

で、経過をちょこっとピアノの譜読みをしていて思ったこと。上達の陰にあるもの。にも書いたんですが、現在の様子をちょっとメモしておきたいと思います。

 

現在、完全に独学モードになってしまったので、中間報告として(誰にだ)ブログにupすることにより、目標が明確にしようという狙いです。

 

7月半ばから譜読みをしている「雨だれのプレリュード」は、そろそろ仕上げモード…に入らなきゃ。が、表現を磨くのに終わりがない…と思うので、折に触れ機に触れ弾き込んでいきたいです。

というか、独りよがりになっているような気がするので、レッスンを受けたいなぁ。(それ言ったら全部だけど)

 

8月頭くらいから譜読みをしている「悲愴ソナタ第二楽章」も、そろそろつっかえないで弾けるようにならないとなので、部分練習を重点的に。

和音は覚えないと間に合わないから暗譜も一緒にやらなきゃな。

思ったよりも難しいと感じるところはなかったので、地味にチェルニーを真面目にやっててよかったと初めて実感したよ。

 

上記リンクでも触れている「おさらい作戦」としては、先週から譜読みしているモーツァルトの「トルコ行進曲」。やっぱりモーツァルト好き。弾いてて楽しい。もちろん、聴くのも楽しい。

で、曲はそろそろ仕上げたいのでダラダラモードはやめなきゃいけないし、モーツァルトはキレイに弾こうと思うと迷宮入りするので(私はw)どこかで丸をつけて先に行かなきゃな…。

先生がいないので、自分で丸をつけなきゃいけないのだ。。

ほぼ同時に譜読みを始めたのが、ショパンの「ワルツ69-2」。トルコ共に特に難所はないので、暗譜するまで全体的に弾きこみしてく…。

 

技術的な面は人によって得手不得手あるだろうし、それぞれの曲に費やす時間が違うから、あんまり進行は目安にならないかもしれないけど、曲選びの参考になればと思い、つらつらと書いてます。

 

今のところ仕上がっているのは「ジュトゥヴ」「ワルツバレエ」「ジムノペディ」(サティ)、「平均律プレリュード一番」(バッハ)、「キラキラ星変奏曲」(モーツァルト)「子犬のワルツ」「ワルツ64-2」(ショパン)合わせて7曲。

なので、年末までにあと8曲。練習中の4曲に加えて、追加で4曲ですなー。

 

うむ、べらぼうに難しいのを選ばなければいけそうな気がしてきた。

「エリーゼのために」「花の歌」をレパートリーとして含めるかどうか考え中。

含めるならきちんとおさらいしなきゃだし、それなら他の曲を弾きたい…という感じなのです。(素敵な曲だし人気だけど、子供の発表会ってイメージもあるし)

 

今練習中の曲たちは、最低でも9月末には仕上がるようにして、追加の4曲は9月中に譜読み開始。3ヶ月かけて仕上げていきます。(9月はほぼピアノ弾けないけど…)

練習は地味な作業だけど、いろいろ弾けるのが楽しいです。

できればドビュッシーがいいかなー。「亜麻色」さらってみようかなぁ…。

と言いつつ、サティからまた一曲取り出してしまったw

 

ドビュッシーとサティは同時代の作曲家で、友人でもありライバルでもあり…手紙なんかを読んでみると一言では片付けられない愛憎劇があったようですけど、、私はサティ派なのだろうかw(いわゆる「変人」にシンパシーを感じるのかもしれないし、日本人に多い「判官贔屓」なのかもしれませんが)

まぁ、同時代で切磋琢磨したであろう仲間同志を二つに分けることもないんですけど、アンチドビュッシーの流れでサティが持て囃されるという流れもあったんですよね。

ちなみにラヴェルも同時代で、ラヴェルはサティ信奉者ですね。ドビュッシーの活躍の裏にはサティがいる!と訴えていたらしい。でも当のサティには「ドビュッシーの亜流」なんて言われちゃう(「ぶよぶよした音楽」とも言ってたような)。

 

ロマン派ももうちょっとやっておきたいけど、ショパンばっかりになっているのでメンデルスゾーン「無言歌集」からどれか弾いてみようかな…。

練習曲として使っているバッハの小プレリュードもいくつかレパートリーに入れていいかなぁ。。小、だからいくつかまとめて1曲としてみるとかね。

モーツァルトのソナタも丁寧に仕上げていきたいなぁ。

あと、やっぱり耳触りの良い現代曲も一曲くらいは弾けるようにしたいっす。

 

独学の問題は、どこで「完成」とするかなんですよね…。

完璧主義と自己肯定感の低さで、なかなか「完成」っていう自信がつかないんですよねぇ。

ダラダラ続けててもいけないけど、しっかり弾けるようにしたい。ごまかしたような演奏じゃつまらないしね。

やっぱり、いずれどこかでレッスンで見てもらわないとかなー。

私のような趣味のレスナーって、レッスン中に一緒に譜読みして…ていうのが当たり前だと思っていたんですけど、レベルの高い人たちは仕上げてからレッスンに臨むらしいしね。

そう思えば、今のスタイルも悪くないのかもしれない。